小岩井農場植木植物園 (佐藤 浩樹氏) 岩手県
今回は、牛乳、バター、などで有名な小岩井農場にある植木植物園を紹介します。東北自動車道の盛岡ICより西へ約7km、青い空と緑の牧草地、そして雄大な岩手山が迎えてくれました。植木植物園の入口にはフクロウの看板があり、駐車場が整備されていました。 案内は、植物園園長である佐藤浩樹さん、スタッフの皆さんにしていただきました。(写真中央が園長の佐藤浩樹さん) | ![]() |
■どこから小岩井農場なのですか?
よくお客様から聞かれますが、この植木植物園も、隣の牧草地も小岩井農場なのです。小岩井農場の面積は約3,000haあり、南北に13kmありますが、南の入口という事になります。
■小岩井農場は、どのような事業をしているのですか? 事業紹介の前に、小岩井農場について説明しましょう。小岩井農場は1891年に開設、共同創始者である小野義真、岩崎彌之助、井上勝の三名の頭文字をとり「小岩井」と命名されました。 小岩井農場を経営している小岩井農牧(株)は、酪農、種鶏、山林、農場商品販売、観光、環境緑化等の事業を行っております。また、乳製品製造、販売は関連会社である小岩井乳業(株)が行なっています。 | ![]() |
![]() | ■小岩井農場植木植物園の特徴や見所は? やはり、岩手山の裾野に立地した景色の良さと広さが特徴です。樹種は寒冷地に適したものが主体で、シンボルツリーも数多くあります。また、水辺植物、湿原の植物(ニッコウキスゲ、ミズバショウ、ミツガシワなど)も取り揃えているのも特徴の一つです。 |
■植木植物園の広さはどのくらいですか?
小岩井農場、約3,000haのうち、約40haが環境緑化部の苗木圃場で、植物園としての開放面積は約12haとなります。ちなみに、この圃場は、かつて牧草地で、現在は約70種、2万本の苗木が植えてあります
■植木植物園を開園して、どのような感想をお持ちですか? 一般のお客様と直接ふれあう機会が増え、私たちも今まで以上に植木について勉強しなければいけないと感じています。また、お客様の求める植木の傾向をつかむ事ができ、営業にも役立っています。 | ![]() |
■最後に来園者の皆さんに一言お願いします。
これから見本園を増設する計画があります。植木をお探しの方、庭を作りたい方、庭をリニューアルしたい方、植物について勉強したい方、植木の森を散策したい方、是非ご来園下さい。
訪問日 |
訪問者 |
植物園情報 | 詳細はこちら |
社園情報 | 詳細はこちら |