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クラムボンはわらつたよ
クラムボンはわらつたよ
春遅い東北でも雪が融けて、木々が萌え出だす頃の美しさを『農民』宮沢賢治は、愛おしくそして感謝の心で見ていたと思います。
5月、花が咲き、12月その実が熟す様子を、蟹の親子の目から豊かに表現した作品、『やまなし』。
そんなさわやかで美しいやまなしの花が、私どもの郷土の久野川沿いに咲いています。清流のそばのこの木から、一粒の黄金色のヤマナシが久野川においても川に飛び込むことがあるやもしれません。
久野にはまだまだそんな環境が残っています。ヤマナシが咲く環境、サワガニが遊べる環境を育んで行きたいものです。
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