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-研修報告- 2015年度新樹種部会 生産育種小委員会 視察研修

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担当委員会 生産育種小委員会
報告者 金岡 栄興(委員長)
日程 2015/10/21
参加人数 26名
開催目的・テーマ 園芸売店、圃場の視察
関西の新しい植物視察研修
近年、ジャスダック市場にも上場された(株)ユニバーサル園芸社が作って最近リニューアルされた園芸売店を視察しました。 今までとは違う感性で計画された園芸売店で、テーマが「すべての人が楽しめる植物の楽園」。 植物も、展示の仕方も違います。
次にプラントハンター 西畠清純氏が代表の花材卸 (株)花宇さんで温室と屋外圃場を視察させて頂きました。 西畠氏の案内で温室では見たことのない多肉植物、南方系植物、日本で唯一の植物等を見せて頂きました。 屋外圃場もスケールが大きく、近年は「そら植物園」として根付きの植物も企画販売されています。
以上視察での感想ですが、

●植木屋さんの感覚ではない。 発想、見方、デザイン感覚も従来の概念ではない。 
●世間ではこの植栽デザインが注目され、都会や若い人たちに支持されている。 
●興味のない人にも「何か面白そうだ。かっこいい。」と興味を持たせている。

この感覚は、視察された方々にも刺激になったのではと思います。
最後は、老舗の植木生産者の国樹園さんです。 池田でも「新樹種」という言葉が出る前から、スモークツリーやコニファーを、「カラーリーフ」という言葉ができる前からディアボロやニューサイランを生産・出荷されています。 
今回の視察では、圃場でのリスクはあるが、挑戦し続けること。 情報のアンテナを広げ磨くことが必要ではないかということを感じ取って頂けたらと思いました。