2005/08/29桧枝岐歌舞伎舞台の芝棟・コオニユリ
前回、アゼターフ:歴史的価値で紹介した、桧枝岐歌舞伎舞台の芝棟に、多くの問い合わせをいただきました。
今では、このような立派な芝棟とそこに植えつけたコオニユリは少なくなりました。
しかし、25年前に建て替えた以前の私の実家でも、芝棟があり、夏になるとオニユリが咲いていました。
茅葺屋根のテッペンの草花、とくに(コ)オニユリは、定番で、昭和30~40年代の東日本には、ごく普通に見られた原風景です。
芝棟は、今日的には屋上緑化に応用できますが、芝棟に見られる日本人の知恵と感性は、おおいに学ぶべきではないでしょうか。
Sidebar