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子どもたちが夏休みに入ったのに・・・・天気予報では梅雨明け宣言はしないし・・・・、暑くなくていいんだけれど農作物も心配。
そんな不安を一気に吹き飛ばすような、真夏の陽気です。

カブトムシやクワガタ、そしてセミ・・・・。夏休みを感じさせてくれる昆虫たちと、強い日差しが、子どもたちやファミリーを大自然への誘(いざな)っています。

日々の小田原植木の様子はBlogでお送りしております。
http://blog.goo.ne.jp/odawaraueki/
へも遊びにお越しください。

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人間国宝と言う称号を持つ方がいます。お若い時から、技術(芸)の道一筋で、その道を極めた方に送られる名誉です。
樹木にもそんな賞があるような気がします。

サルスベリ・・・・、真夏の炎天下に太陽と競って咲く花は、力強く美しいものです。
そんな古木が、弊社のそばにあります。

幹の中は空洞ですが、主の方がミズゴケなどで養生をしているので元気です。

少し離れたところには、見事に満開のサルスベリがあります。
老木も昔はこのような花を満開につけていたのでしょう。なんだか『お若いの、若いうちは道を突き進みなさい。』そんな老木の暖かい後押しを感じさせます。

さて弊社では日々の出来事や地域の紹介をBlogでも記しております。
お時間がございましたらお立ち寄りください。
http://blog.goo.ne.jp/odawaraueki

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情熱的な赤い花、ザクロの花。
ラテンの香りがする、まるで太陽の花。

薄緑がかった白い花、よくよく見ないと葉っぱに同化されてしまうような控えめはヒコサンヤマボウシの花。
ちょうど月夜の晩に盆踊りに来るような浴衣美人の花。

主張する花、しない花。花にも個性があるようです。いろんな個性で、皆様のお越しをお待ちしています。

夏の暑い時期がやってきますが、木陰を渡る風は心地よいです。

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街中はソメイヨシノの花見の話題満載です。
でも、一歩里山に入れば、木々の花も色鮮やかに咲き競っています。

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小田原植木では、樹芸文化の伝承を目的に、この時期チャボヒバの曲がり仕立てを若い従業員皆で学んでいます。
幹を割り、芯をくり出し、曲げて仕立てる、この手法を見ることはなかなかないと思います。
本日から約1週間、弊社圃場にて行っております。ご興味おありの方は是非お越しください。

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木にも夢があります。希望があります。
最初の二枚は翌檜(アスナロ)。
明日になれば檜(ヒノキ)になれる・・・、そんな夢を見ています。
あとの二枚はマテバシイ。もう少し“待てば”美味しいスダジイの実のようになれる、と希望を持っています。

大ヒットした「世界に一つだけの花」ではないけれど、そのままのアスナロでもマテバシイでもいいんです。
でも、明日に夢や希望を持つことも素敵ですよね。

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お通じに良い!といわれる漢方生薬の瀉下(しゃげ)薬。
代表的なのは、センノシドを含むセンナ類。そんなセンナの仲間コバノセンナが、きれいな黄色い花を咲き誇っています。
暖かい小田原の秋は、まだはじめ。セイタカアワダチソウと、色がつき始めたミカン。そしてセンナの黄色が競い合っています。
黄色が終わればいよいよ秋本番。富士山の山頂が白っぽくなってきます。

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夏休みになって、森林浴、虫取り、近隣の川遊びの序(つい)で、と、多くの方に植木植物園にお越しいただいています。
誰にでもわかりやすく親しみ深く、をテーマに小田原植木園では、大判の解説板をつけ始めました。
「この木にはカブトムシが来るよ」「『葉っぱ』に文字を書いて送ったのが『はがき』の語源だよ」といった馴染み深い木の話を書いたものをどんどんつけていきますので、どうぞ小田原植木園に来たら、樹木に親しんでくださいね。

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ハイノキの仲間は、『灰』を染色の材料として使用するところから名前がつけられたといいます。
そんなハイノキの花は、このような可憐で純粋な白い小花。
今、畑ではハイノキの花が咲き誇っています。

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フジザクラの『雲龍』と言う品種です。
高さは約1mですが、これで13年生です。
かわいらしい花が数多くつく品種で、家庭樹はもちろんイベント会場など色々な用途があると思います。

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はっぱをひろってきました。
きれいだったのでためしに
スキャナーにかけてみました。
すてきなだんしょくのシートに
なりました。
ふじさんはとおにまっしろです。

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 だれかさんが だれかさんが
だれかさんが 見つけた
 小さい秋 小さい秋 小さい秋 見つけた
昔の 昔の 風見の鳥の
 ぼやけた 鶏冠に はぜの葉一つ
 はぜの葉 赤くて 入日色
 小さい秋 小さい秋 小さい秋 見つけた
ご存知サトウハチロウさんの歌です。
物悲しくも目に鮮やかな紅葉を見るとふっと口ずさみたくなりますね。
小田原植木の小さな秋はこんな秋です。

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『夏の歌』と問われれば、若者はサザンオールスターズやチューブなどの歌を上げるでしょうが、私の場合は大滝詠一さんの『カナリア諸島にて』となります。少しおじさんの私事で申し訳ありません^_^;
青色の海、そして白い砂浜、ヤシの葉陰にサマーベッドを置いて、オレンジを浮かべたアイスティーを飲む・・・。そんな姿が思い浮かびます。想像しただけでゆったりとしたサマーヴァケーションを思わせます。

このカナリア諸島は、アフリカ沖のスペイン領。ギリシア神話では永遠の命を与えられる黄金のりんごがあるといわれ、その木の番人の竜をヘラクレスが倒す話が乗っていますが、そのモデルになったのはこのカナリア諸島とか・・・。この地が、東洋の神秘ジパング、黄金の大陸エルドラドとともに、7つの海を支配したスペイン人の秘境だったからでしょうか。

強い日差しに向かって立ち誇るヤシの姿は、夏に似合います。白い建物にくっきりとした濃い影を写す勇姿に、またオレンジ色に沈む夕日に映えたシルエットと、時間を問わず風景を豊かにさせます。
さて、弊社は今回大量のヤシを仕入れ、荻窪の圃場に植えました。とたんに周辺はトロピカルアイランド。
2時過ぎに写真を撮りにいくと、葉陰の日陰に車を停めて営業マンの方が遅い昼食の最中。ささやかな昼食場所を提供できたことに、なんだか私のほうも嬉しくなってしまいました。

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宮尾登美子さんが『思わず頬を絞るほどの美味さがあり、夏病み除けとして喜ばれ』と、氏の作品に書かれた楊梅(ヤマモモ)。
弊社圃場においてもモリグチと言う大きな実がたわわに実る品種のものが50本ほどございます。ら、一粒口にほおばりながら、圃場めぐりは如何でしょうか・・・。

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 ペルセフォネは、主神ゼウスと大地と農業の女神デメテルの娘です。ある時、冥府の王ハデスは、ペルセフォネを見初め、結婚したいと申し出ました。しかし、デメテルに拒絶されました。そこでハデスは、野原で花を摘んでいたペルセフォネをさらって地下の冥府へ連れて行ってしまいました。デメテルが自分の役目を放棄して娘を捜しまわったため、地上は、作物がまったく実らずに荒れはててしまいました。
 困ったゼウスは、神々の使者ヘルメスを冥府へ送り、ペルセフォネを返してくれるようにハデスに頼みました。ハデスは一応は承知しましたが、ペルセフォネが地上へ着く前に、ザクロの実を食べるように仕向けました。冥府の食べ物を口にした者は冥府からでられないという掟があったからです。ペルセフォネは4粒のザクロを食べた為、4ヶ月、つまり1年の3分の1を冥府で過ごすことになりました。デメテルは、ペルセフォネのいない間は作物を実らせませんでした。こうして地上には、冬という季節がくるようになりました。
ザクロに関するギリシア神話です。でも、この写真はハナザクロで、きれいな花は咲いても実はなりませんからぁ〜〜っ!残念!!

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いずれアヤメかカキツバタ。Iris科のカキツバタ、花ショウブ、そしてアヤメはとても似ている植物です。アヤメは山野に生息しているので他の2種と区別しやすいですが、カキツバタと花ショウブは水湿地と生息箇所も似ています。
ショウブカキツバタに比べて、葉が細く花が大きいそうです。でも、単種類で植わっていたら、判断は難しいでしょうね。
小田原城では今、花ショウブ展が開催されています。ツツジとアジサイとともに目にとても美しいです。

残念ながら、梅雨を目の前にドンヨリとした雲が低いです。
都を追われて殺風景な東国へと向かう在原業平は、目に鮮やかな紫のカキツバタやかわいらしいユリカモメの姿も晴れ晴れとした気持ちで愛でられないのは、こんな陽気のせいでもあるのかもしれません。

唐衣 着つつ慣れにし 妻しあれば 遥遥来ぬる 旅をぞ想う

か・き・つ・ば・たをそれぞれの頭の言葉にして、作られた歌は三河八橋での作。いまでは高速でひとっとびの旅も、命がけだった時代。そんな時代から、この花は初夏のひと時に美しく咲いています。

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春遅い東北でも雪が融けて、木々が萌え出だす頃の美しさを『農民』宮沢賢治は、愛おしくそして感謝の心で見ていたと思います。
5月、花が咲き、12月その実が熟す様子を、蟹の親子の目から豊かに表現した作品、『やまなし』。
そんなさわやかで美しいやまなしの花が、私どもの郷土の久野川沿いに咲いています。清流のそばのこの木から、一粒の黄金色のヤマナシが久野川においても川に飛び込むことがあるやもしれません。

久野にはまだまだそんな環境が残っています。ヤマナシが咲く環境、サワガニが遊べる環境を育んで行きたいものです。

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マンションに植栽されたオカメザクラ。そして自然の中で植栽の順番を待っているオカメザクラ。どんな風景にもなぜか似合います。
このオカメザクラ、語源は日本の女性の美を意味するオカメ(お多福)から来たものです。
さすがはその名の通り、いずこにも似合うというところでしょうか。

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“樹芸文化”の伝承”を、一つのテーマとして抱えた弊社は、この冬チャボヒバの曲がり仕立ての講習をしました。
割って削いで、養生して曲げて、仕上げて・・・。
1本3人がかりで約1日の工程でした。
長時間の様子は逐一ビデオで撮影して、そして約5分にまとめました。ご覧になりたい方は、弊社までご一報ください。

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北陸・東北では大きな雪害を起こした今年の冬。困窮の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
温暖な小田原とて対象外ではなく、恒例「梅祭り」が始まっても梅の花がほころびません。
曽我兄弟のふるさと、そして富士山のふもとの梅林と、関東各地からのお客様が訪れてくださいますが、ようやくその梅林も花が見ごろを迎えました。
次の休日にはぜひ小田原の地に足を運ばれては如何でしょうか?
梅園までは小田原植木圃場から約30分ほどです。

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温暖な小田原にも思いがけない雪の便り。
ほころびはじめた梅も雪の衣を身にまとい、美しさが倍増です。
「魁春開雪中(春に魁(さきが)けて、雪中に開く)」 雪中に咲く寒梅は万花の魁(先駆け)と、漢詩でもうたわれる通り、寒さの中にも春の訪れを感じさせてくれます。
まもなく、小田原は梅祭りが開催されます。

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あけましておめでとうございます。
今年は、よい年になりますよう、心からお祈り申し上げる次第でございます。
「臥竜・鳳雛」、三国志でおなじみの軍師を称えたあだ名です。大空に飛躍する前の竜であり、羽ばたく前の雛の鳳凰という意味だそうですが、どうぞことしはその言葉のように明るい年へ飛躍できますように、と存じます。
弊社にはその銘をもらった松が植わってございます。ぜひ、お越しください。

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    お正月さま ござった
    どこまで ござった
    飯泉まで ござった
    ゆずりはに乗って
    そろりそろり ござった

わらべ歌ではお正月を待つ子どもたちの気持ちを、郷土の地名を入れて歌います。その地名は、我が街小田原では、だるま市を開催する飯泉です。
年末になると、弊社でも継承を目的の一つとしていくつかの門松を若い従業員が作ります。
そしてそれと同じころに、集荷場にはたくさんの『ヒメシャラの株立ち』が入荷されます。「ヒメシャラの株立ちといえば、小田原植木だよ」と多くのお客様にご支持を得ている商品です。ぜひ一度現物をご覧ください。

温暖な小田原も初冬の色に変わってきました。
秋の終わりを告げ知らせるモミジの紅葉、落葉した木々の間から茶色の土の上に降り注ぐ太陽の光、そして青々とした葉の間についた大粒の蜜柑・・・。
特に蜜柑の鮮やかなオレンジ色を見るたびに、芥川龍之介氏の短編「蜜柑」を思い出します。

さうしてその上に乱落する鮮(あざやか)な蜜柑の色と――すべては汽車の窓の外に、瞬(またたく)く暇もなく通り過ぎた。が、私の心の上には、切ない程はつきりと、この光景が焼きつけられた。

秋の午後、熱い紅茶を持って木漏れ日の下での読書などもいかがでしょうか・・・。

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弊社の諏訪原圃場近くの個人の方が「ザルギク」を丹精に育てられています。
ちょうど見ごろを迎えました。
植木植物園「小田原植木」園のコースの途中にございます。ぜひご一緒にご覧になってみてください。

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オトコヨウゾメ・シラキなど早めの落葉樹の紅葉が真っ盛りです。このあと、ヤマボウシ、ヒメシャラ、イロハモミジと続きます。
足柄平野の新米と油の乗った相模湾の魚、首都圏の奥座敷は、「食」でも楽しみ盛りだくさんです。
植物園を見にドライブされてはいかがでしょうか?


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