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ハナザクロ

 ペルセフォネは、主神ゼウスと大地と農業の女神デメテルの娘です。ある時、冥府の王ハデスは、ペルセフォネを見初め、結婚したいと申し出ました。しかし、デメテルに拒絶されました。そこでハデスは、野原で花を摘んでいたペルセフォネをさらって地下の冥府へ連れて行ってしまいました。デメテルが自分の役目を放棄して娘を捜しまわったため、地上は、作物がまったく実らずに荒れはててしまいました。
 困ったゼウスは、神々の使者ヘルメスを冥府へ送り、ペルセフォネを返してくれるようにハデスに頼みました。ハデスは一応は承知しましたが、ペルセフォネが地上へ着く前に、ザクロの実を食べるように仕向けました。冥府の食べ物を口にした者は冥府からでられないという掟があったからです。ペルセフォネは4粒のザクロを食べた為、4ヶ月、つまり1年の3分の1を冥府で過ごすことになりました。デメテルは、ペルセフォネのいない間は作物を実らせませんでした。こうして地上には、冬という季節がくるようになりました。
ザクロに関するギリシア神話です。でも、この写真はハナザクロで、きれいな花は咲いても実はなりませんからぁ〜〜っ!残念!!


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